今回は妙なタイトルですね。 『正岡子規はあの頃のボクらのヒーローだった』なんて。 正岡子規は、俳人で、ベースボールを『野球』と訳したことがよく知られています。ちなみに、こんな人です。 ![]() 調べたところによると── 新しい文学概念で俳諧を見直し発句を独立させて、一句の季節詩の俳句とした。日本の詩という自負をもち自然を対象として、洋画の〈写生〉を応用し、視覚によって現実の事物と密着する表現を定着させた。 まあ、なんのこっちゃようわかりませんが、偉い人だってことは間違いなさそうです。 ところで。話は変わります。 みなさん、学校の授業って真面目に受けてました? 私は自慢じゃありませんが、ビックリするほど勉強してませんでした。授業中は大抵マンガ読んでるか、小説読んでるか。 読む本がない場合は、一人遊びをして過ごしていました。 そのころ、特に良く行っていた一人遊びは、ラクガキです。 はい。ようやく、今回の本題に入ることができました。 今日は、あの頃やってたラクガキを復活させてみようと思うんです。 ラクガキにもいろいろとレベルがあります。 まず初級編。 これは単純に、ちょこっと書き加えるだけ。 例を挙げてみましょう。 初級編の餌食になって頂くのは── ![]() 実に渋いお顔であります。この顔に、ちょこっと手を加えてみる。
額に『肉』。 ラクガキの王道ですね。 これを、さらに発展させて── ![]() ラーメンマン。 よくあるパターンであります。辮髪までキチンと書き込んでいる友人もおりました。 次は、中級編に行ってみましょう。中級編はこの方に紹介して頂きます。
実に凛々しくカッコイイ立ち姿です。 これをさらにクールにするために── ![]() グラサンを掛けてみる。 これが何故中級編かというと、顔の一部を完全に消してしまっているからです。また、中級編にランクされるラクガキ方として、ペンを使って色彩豊かにするという方法もあります。 ![]() 矢が刺さった坂本龍馬さん。 たぶん、即死です。 色を使うと、いろいろな表現が可能になりますが、ペンケースに入っている色というのは、赤くらいしかないので、出血系のラクガキが多くなります。 ![]() 芥川龍之介さんが……、
これが出血系の例です。例を出すまでもないですかそうですか。 では、上級編に行ってみましょう。上級編は、教科書そのものに変化を加えるというモノです。教科書を折り曲げたり、切ったり貼ったり。これはラクガキの範疇をちょっと越えてきます。 例を見てみましょう。
尊敬する文豪の一人です。さぁ、この肖像画の描かれている教科書のページを、蛇腹状に折り曲げてみましょう。 ![]() まるきり、エロオヤジ。 千円札でよくやりますね。それを私は教科書のページでやってました。授業中、必死で教科書に折り目をつける生徒。はたから見たら、真面目っぽいですが、やってることはバカ丸出し。 では、これらを踏まえ、応用編を見てもらいましょう。
エレキテルなど数々の発明品を作り(エレキテルは正確には直したモノですが)、他にも『土用の丑の日にはウナギを食べよう』というコピーを考え出した、コピーライターの元祖でもある、才人であります。 平賀源内にラクガキをするなら、やっぱりメカっぽくするのが一番でしょう。 ![]() 主に、口元がロボ。 これだけでは、メカっぽくないので、さらに手を加えていきます。 源内ロボ、 ![]() 目から、ビーム発射。 教科書を切り抜き、糊付けをして、源内ロボにさらなる進化をさせてみましょう。 源内ロボ、 主砲、砲門開口! ![]() ぱかっ。 波動砲、発射! ![]() ちゅどーん! エレキテルパワーで、どんな敵も玉砕してくれそうです。突然現れた源内ロボに、江戸の街は大パニック間違いなしッ! 迎え撃つのは、この人。 西郷隆盛さん。 ![]() ロボットにはロボットで対抗していただきましょう! さぁ、西郷さん、薩摩隼人の底力みせてやってください! 西郷ロボ。 ![]() (ネコ型) 西郷ロボ「チェストォー!」
チェストじゃないですよッ!
ロボの選択、力一杯間違えてますッ! つか、ラクガキのしすぎで、原型とどめてませんね。 と、まあ、こんな風にして、いろいろラクガキして遊んでいたワケです。 で! なんで、そんな不謹慎な遊びをしていた、しうにとって正岡子規さんがヒーローなのか、おわかりですよね? ![]() このスペースは魅力的ッ! 正岡子規さん以上に、肖像にラクガキスペースを持っている人はいないのです! だから、正岡子規さんの肖像画は、まさしくラクガキ界の至宝! その広いスペースは、まさしく宇宙! いろいろな、ラクガキをすることができます。 ![]() 隙間でマルバツをやってみる。 ![]() 変な生物を飼ってみる。 ![]() ニュースを放映してみる。 ![]() 世界地図の代わりにも。
どうですか? この千変万化具合! その広いスペースを如何に埋めるかによって、その年、一年間の授業の内容が決定します! そして、正岡子規の肖像にどんなラクガキをしたかによって、生徒のレベルは決定されるのです! 学生時代のぼくらは、正岡子規さんによって育てられたと言っても過言ではありません! まさしく、ボクらのヒーロー・正岡子規と言えましょう! イェア! カッコイイ! え? 正岡子規さんの作った俳句が一つでもわかるかって? 決まってるだろッ?! ビタイチ、わかんねぇ。 ↑鼻くそほじりながら。 肖像画に、かなり失礼な改変を加えてしまいました。各偉人のみなさま、申し訳ないです。学生時代に誰もが(というと語弊がありますが)おこなった遊びであるということで、笑い飛ばしてくださいませ。 | ||||